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コミュニケーションの大切さ

「仕事やめたいなあ…」って思ったこと、誰でも1度くらいはありますよね?

そう思う時って、大抵の場合「辞めてもしかたないよね?」と思えるあらゆる理由を探します。

そう、自分を正当化するために…

この仕事は、もともとやりたい仕事じゃなかったとか、
頑張ってみたけど、自分には合わなかったとか、
この職場が自分には合わないとか、
何のために頑張るのか、意味が見いだせない…とか。

でも、多くの場合の辞める原因って、人間関係なんですよね。

逆に言えば、どんな仕事でも、少しくらい待遇が良くなくても、少々ブラック(笑)でも、
人間関係がうまくいっていれば、続けられると思いませんか?

これは、わたしの実体験なのですが、わたしは歯科衛生士として開業医に勤務というのが、社会人デビューです。
医療の分野に「ブラック」というのは通用しないらしく、なかなかなハードな勤務でした。
朝は8:00に出勤、患者さんが多く、お昼休憩はおおよそ30分以内で立ったままお弁当を搔き込む日も。
夜は、21:00〜22:00に診察が終了して、後始末をして家に帰る。
そしてまた、つぎの朝…

木曜日と日曜日は休診日。
ですが、木曜日が保育園や幼稚園の虫歯予防の啓発活動に駆り出され、日曜日は矯正治療の診察。

正直、他にもっと待遇のいい医院はありました。
なので、辞めて移ることはできたんです。

でも一緒に働いていたスタッフは誰も辞めませんでした。
お昼休みもまともになくて、毎日毎日、残業続き。
そんな中でも、みんなで、愚痴を言い合ってストレス解消できてたんです。

人間関係がよくて、スタッフ同士の信頼関係が築けていれば、多少の職場環境の悪さは払拭できてしまうんだと言うことを体験しました。

その後、環境の変化で職場を移ることになりましたが、同じ歯科衛生士として開業医勤務という同じ条件だったのに、続けられなかったことも体験しました。
すべては人間関係。
コミュニケーションです。


先輩として、リーダーとして、時間と労力を割き、仕事を教える。
「自分には合わなかった…」という理由で辞めていってしまう。

教え方のスキル不足ではありません。
コミュニケーションの不足なのです。


辞めていく人ではなく、自社のコミュニケーションの環境に目を向けることが大切ではないでしょうか。

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