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斬新?深刻?

こんにちは。
水曜日は、村山礼子がお届けします。

皆さんご存知の、コクヨ株式会社。
文房具やオフィス家具、事務機器の製造・販売の会社です。

その、コクヨが実験的に導入した、「社長のおごり自販機」なるもの。

いったい、どんな自販機?

ってことで、こちらをご覧ください。

「社長のおごり自販機」は、リモートワークの普及などにより、
職場内のコミュニケーションが減少していることを受け、自販機を通じた職場内のコミュニケーション向上を狙ってサントリーが開発したものを、コクヨが導入。


社員2人が同時に社員証を自販機にタッチし、10秒以内に2人ともボタンを押せば、1人1本ずつ無料で飲み物が貰えるシステムです。


実証実験中のアンケートによると、97.8%が「本自販機がコミュニケーションのきっかけになった」と回答。


一人の作業中でも、「自販機行かない?」と声をかけられるなど、他の人に声をかける
きっかけになっていると結んでいます。

まあ、写真を見ると、2人で仲良く並んで「せーの」で、タッチ!
楽しそうです。

この自販機の最大のポイントは、①2人同時に社員証をタッチ②10秒以内に飲み物のボタンを2人ともが押す。ということでしょうね。

なんとなく、ゲーム感覚で、自然と笑顔になってしまう…
そう。
笑顔の人には話しかけやすいですよね。
コミュニケーションに笑顔は不可欠な要素のようです。


コミュニケーションの減少に画期的なアイテムが登場!と、捉えるのもひとつ。
こんなモノがないと、コミュニケーションができなくなったのか、日本人!と、捉えるのもひとつ。

いずれにしても、コミュニケーションによって生み出される価値は、相当大きいと評価されている証拠です。

そもそも論にはなりますが、リモートワークが増えたから…というのは、理由ではなく、人間が少しずつ、少しずつ、コミュニケーション下手になってきていて、コロナが拍車をかけた…ということだと思います。

自販機が会話のきっかけのひとつになるのかも知れませんが、人間がまたまた機械のお世話になることを、平気になってはいけないようなそんな気がします。

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