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いままでのやり方を疑ってみる

こんにちは。
水曜日担当の村山礼子のブログへようこそ〜


ShigAppsは、主に企業様へ業務のデジタル化のご提案と、導入のお手伝いをさせていただいています。

その上で、会社のどの立場の方にアプローチすれば契約をいただけるのか、またご契約いただいた後は、どなたにデジタル化推進のリーダーを担って頂くのか。。。

これは、弊社がこのお仕事をさせていただく過程で、経験を積み、結果を振り返り、改善し、ある一定の答えを持つことが出来ています。

ただ、これが常に「正解」ではないのではないか…と感じつつあります。
と、言うのも、会社は10社あれば10社すべて異なります。

社内の空気、社員さん同士の雰囲気、社長と社員の関係性など、1社として同じ会社はありません。

なのに、アプローチは同じでいいのか?という疑問です。

DX化、デジタル化など、「イケてる会社」な感じを醸し出すこのワードですが、
実際にこの恩恵を受けて、本当に助かっている人は誰なのか?ということ。


時代の流れに沿って、デジタル化を導入したものの、業務効率化の体感が得られない…など、満足度に大きなさが生まれているのではないでしょうか。

さらに問題なのは、その声が社長に届いていないこと。

大事なのは、業務に「課題意識」を持っているキーマンを見つけだすことだと思うのです。


弊社も、導入させていただくにあたり、まず行うのがヒヤリングです。

業務のこの部分の効率化がしたい
いままでのやり方ではなく、こんなふうに出来たらみんなが楽になる
と、いろいろ希望は出てきます。

でも、この希望は偏っていることが多いということを我々は認識できていたのか。


業務改善・業務整理においては、マネジメント層にヒヤリングをさせていただくのが通常です。
ですが、むしろ作業現場の状況確認やヒヤリングを重視することに視野を広げる必要があるのではないかと感じます。

結局、現場では「ちょっとこれ不便だけど、仕方なくやっています」という事例がいっぱい…というか、そんな事例だらけではないでしょうか。

もちろん、現場の声、さらには正社員、パートとか関係なく、働いてくださる方の意見を大事にする「社風」であることが大前提にはなるのですが。。。


「良いものはすぐに取り入れる」
「とりあえずやってみる」

こんなふうに、新しいことに挑戦するリーダーと、

いい意味での、現状への不満と、問題解決意識を強く持っておられる従業員さん

これが組み合わさると、業務改善、効率化の「最強の推進力」になるのです。

我々はどこかで、ITに強い方に推進リーダーになってもらうべきという固定観念を持ってしまっていたように思います。

「業務改善を進めるのに必要なのは、決してITリテラシーではない!」

いつしか社内の常識になって、疑うことをしてこなかったこと。

新しい視点を持って、「常識」を上書きする、そんな視点を持とうと思います。

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