火曜日担当に廣島元樹です。
部下のマネジメントで悩んでいませんか?
部下になる方は比較的若い層になると思いますので、若い人という前提でお話します。
マネジメントをする前に、まず若い人の特徴を知ることで上手くマネジメントをすることができると思うのです。
最近では、SNSを日常的に使用する世の中といっても過言はないでしょう。
その世の中で育って来た若い世代の人達はまったく別の価値観を持っています。
これは良い悪いの話ではなく、そういうことだと理解することが大切です。
例えば、業務の連絡をするのに昔はメールを使用していました。
最近では、チャット系のツールを使用してやりとりする会社も増えてきています。
若い人はチャットの使い勝手がよいだけでなく、メールを送信する時に毎回いれる定型文に対して疑問に感じている人もいるようです。
「お世話になります」「取り急ぎお礼まで」などの定型文に対して、これは必要なのかな?と思っているそうなんです。
上司の方の世代では、このような定型文を送ることは常識なので疑問に感じないかもしれませんが
お客様とやりとりをする経験がなかったりする若い人世代の人は、この定型文の考え方にギャップがあるのかもしれません。
また、昔の武勇伝を部下に語りすぎるのはやめたほうがいいかもしれません。
それを聞いている若い人は、それって今の時代にあってますか?と頭の中で疑問に感じるようなんです。
上司の方は、過去に経験を伝え業務の参考にしてほしい思いで話していても
部下の方は、今の時代にあってないなと感じてしまう価値観のようです。
今ではSNSを使えば有名企業の経営者と繋がることも可能なわけです。
つまり、偉そうにしていたり、自慢話だけをしている上司では部下はあなたをリスペクトしてくれない時代になりました。
だって、あなたより何倍もリスペクトできる人はインターネット上に沢山いるわけです。
なので、このような環境下でもリスペクトされるぐらいの力をマネジメントする側は持ってないと部下はついてこないようです。
また、最短で答えを求めるような傾向があるようで、やる意味・意義がわからない業務に対してのモチベーションは低いそうなんです。
「いいからやってみろ!」
そんなことばを使っていてはダメなんです。
なぜそれをやるかをしっかりと伝えてあげる必要があります。
要するに、理不尽なことが嫌いなわけです。
よく嫌がれるパターンは、
上司のコミュニケーションがその日に機嫌によって左右されることです。
同じ内容なのに今日は何も言われなかったのに、数日後ではすごく叱られたりすることが最たる例です。
人間なので、言ったことを忘れるのはあるかもしれませんが
上司の機嫌で叱られたりするのは理不尽と部下に感じとられてもしかたないのかもしれません。
今回お話した例はあくまで一部の方の話です。
部下がどういう風に感じるタイプなのか知ることでマネジメントは向上していくでしょう。
上司側だけでなく部下からも上司の価値観をしればよりコミュニケーションが円滑になりそうですね!