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心理的安全性

こんにちは。
水曜日担当の村山礼子です。

本日、無事に今年の仕事を納めることができました。

ShigAppsの「今年のキーワード」と言えば、
「心理的安全性」だと思います。


     『心理的安全性』の定義
誰もが不安や恐れを感じる事なく、自分の意見を率直に言えて行動できる状態

具体的に上の4つの要素、無知・無能・邪魔・ネガティブだと思われる行動をしても「このチームなら大丈夫‼」と、信じられる環境が「心理的安全性が高い」環境と言えるのです。


では、心理的安全性が会社に与える影響ですが、
みなさんが考えておられるよりもずっとインパクトがあるのです。

生産性・サービス品質といった事業成長に大きく関わってきます。

チームメンバーの能力や働き方ではなく「どんな気づきも安心して発言できる」という心理的な要素が成果に大きく影響するのです。

実際に心理的安全性を高める施策で、85%の経営者が「売上・生産性向上」を実感されているというデータや、心理的安全性が低い組織ほど、チームの成果が小さくなるというデータが出ています。

では、実際に心理的安全性を高めるには・・・

答えは、「称賛」

称賛が、まず取り組む事としては、最適だと思います。

不安が大きくなるのは、「わたしは人として承認されていない」と感じる時。
日常的に称賛しあい、認められている実感を得ることで、心理的安全性を高めることができるのです。

ですが、称賛だけで、すべてが解決できるわけではなく、まずはここからやってみるということです。

例えば、自分が知らないことを、「知らない」と言いにくい環境があるとすれば、
「無知をさらけ出せる安心感」が必要になってくるでしょうし、いつも仕事の硬い会話ばかりの環境であれば、「こんな話をしていいの?」と遠慮せずに、「雑談」をする機会を創り出していく必要が出てくると思います。


チームの構成メンバーや、そのチームの雰囲気によっても、やれることや、効果的な施策は違ってくるとは思いますが、基本はいつも「不安を感じることなく、業務に向き合える環境づくり」です。

チームのひとりひとりが、
✩この会社に貢献したい!
✩お客様に喜んでもらいたい!
✩仲間の役に立ちたい!

と、思いが一つになった時、顧客満足度も生産性も向上して、
結果として、「経営課題の解決」に繋がるのではないでしょうか。

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