どのような大晦日をお過ごしですか?
金曜日担当の三浦由佳です。
今年の最後のブログです。
2021年最後の日になりましたね。
今年もあっという間に過ぎていきました。
毎年今年一年はどうだったか、と考えるのですが…
思い通りにいかなかったなぁ、と思う年のほうが多いですね。
大晦日といえば、除夜の鐘。
除夜の鐘は108回つくと言われており、その108とは人間の煩悩の数と言われてますね。
そもそも煩悩とは何なのか?と思い調べてみました。
煩悩とは自分自身を苦しめる心のことだそうです。
字面だけ見ると怖いですよね。
欲が満たされたら苦しまなくて済むのかというと、
そんなことはないと考えられているようです。
欲しいものが手に入っても人間は幸せになれない、と考えられているようです。
お金や美しさ権力を手に入れても、幸せになれるわけではありません。
外の環境を変えても幸せにはなれないのです。
原因は自分の外にあるのではなく、自分の内側にあるといわれています。
自分の内側にあり自分自身を苦しめる心を煩悩と呼びます。
大晦日に除夜の鐘を108回つくのは、これに由来しています。
108個ある煩悩を鐘が一つ鳴るごとに一つ消して、
来年は幸せな一年を過ごしたいという願いが込められているようです。
近頃では、近隣住民への配慮などがあり、突かないというお寺もあるようですが…
幼い頃は、聞こえてくる除夜の鐘の音が怖かったですが、
小学校高学年になると、友達と近くのお寺に除夜の鐘をつきに行っていました。
夜に友達と一緒に行けることが、楽しみで嬉しかったですね。
そんな除夜の鐘にも、来年に願いを込めるという意味があったんですね。
煩悩を消すというのは簡単ではないですが、意識することでも大きな意味がある気がします。
さぁて、そろそろ今年も終わります。
来年は大きく変わる年になりそうです。
自分の内側にある煩悩に意識し、前に前に進めていければと思っています。
来年も、引き続きよろしくお願いいたします。
良いお年を…