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「寄り添い力」

みなさん、こんにちは。
水曜日担当の村山 礼子です。

ShigAppsでは主に、業務のIT化のお手伝いをさせていただいております。
その中で、わたし村山は、「アンチデジタル派」に属しています。
おそらく、わたし1人です。


予想以上のスピードでデジタル化が進み、「わーい!わーい!」と多くの方々が喜んでいる反面、
こんなにもテクノロジーが進化していくと、「人間」が要らなくなって、たくさんの仕事がなくなるんじゃないか…と、
不安を感じ始めておられる方もまた多いのでは?と思います。


事実、時代とともに淘汰されていく仕事はあります。
そんな中、今までになかった仕事が生まれるのもまた事実です。


どんなに、人間が抗っても、立ち打ちできない処理能力や、疲れ知らずの安定感。
ここで戦いを挑んだところで、我々人間に、「勝ち目」はありません。

では、AIやコンピューターに、今まで人間が築いてきた自分たちの場を、あっさりと明け渡してしまわなければならないのか。。。

いやいや…
そうではなく、

わたしたち人間の凄い能力を忘れていませんか?


ぜーーーーったいに、AIが踏み込めない人間だけの領域。


それは、

「発想力」と、
「寄り添い力」だと思うのです。


寄り添う…とは、気持ちや体を相手のそばに置くことです。

つまり、「共感力」と、言ってもいいと思いますが、わたしは「寄り添い力」の言葉の柔らかさに惹かれます。


寄り添い力を高めるために、絶対に必要と、わたしが考えていること。

それは、

人と関わることを面倒に思わないこと、人に興味を持っていること。
その上、好奇心が強いとなれば最強です。

例えば、好奇心の強い人は、人と話していても、相手の話を興味を持って聞くことができます。
人は、自分の話に興味を抱いてもらえると嬉しいもの。
これは、こどもだけでなく、大人も同じです。

もっと聞かせてほしい!
わたしも同じ意見なので、深く話してみたい!という、好奇心がひしひしと伝わってくるような相手には、自然と、

「もう少し打ち明けてみようかな…」
「また会いたいな…」と思うはずです。


結果として、相手のことをより深くまで知ることができる上に、人との距離は縮まります。

これは、同僚であっても、お客様であっても、あなたにとって、メリットでしかありません。

このように、ひとに興味を持って接することで、より多くの情報を受け取ることになります。

情報量を土台にして、ご自身の発想力を発揮し、それによってより良い提案が出来ると思うのですが、
この「情報量の厚み」を増せば増すほど発想力や提案力はレベルアップするのではないでしょうか。

人間だからこそ…の能力をもってすれば、テクノロジーの進歩を、必要以上に脅威に感じることはありません。

ただ、単に、それぞれ(人とテクノロジー)の得意分野を極めていきましょう!ということだと思うのです。

ヒトとテクノロジーの平和的な共存のためにも、わたしたちは一層、「寄り添い力」に磨きをかけていきましょう。

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