最近さぶすぎるので、よく紅茶をのみます。
ウォーターサーバーを部屋においてよかったなとしみじみ思っている火曜日担当の廣島元樹です。
本日はしっかりと考えないといけない、ゴミの問題についてです。
新型コロナウイルスの影響で、世の中が一気にデジタル化が推進されてきました。
いままではパソコンを買ったことがない方でも、購入された方がおられるのではないでしょうか?
ITの世界はどんどんと進化していき、新しいモデルが次々と発売されたりします。
少なくとも2年に一度くらいでパソコンを変えないと、置いてけぼりにされてしまうでしょう。
デジタル化が進み、私達の暮らしは随分便利になりました。
「こんな所まで、デジタル化してるんだ!」と驚くことも少なくないです。
そんな中で、使い終わったパソコンがどうなるかご存知でしょうか?
一年間で排出される電子ゴミ(バッテリーや電気回路、電子回路を搭載する電気製品の廃棄物の総称)の量は年々増加しており、
2019年で5360万トン排出されているそうで、
2030年には、7470万トンまで増加するそうなんです。
日本は電子ゴミの排出量が多い国上位10ヶ国にランクインしてしまっています。
中国、アメリカ、インドに続き
4番目に多く電子ゴミを排出しているんです。
さらに、どのように処理されたかはわからない状態が82.6%もあるのが現状なんだそう。
リサイクルされたのは、17.4%だけなんです。
なぜ、リサイクル率が2割以下と低いのでしょうか?
リサイクルする上で、高い専門性が必要なことが1つの要因なんだそうです。
電子ゴミを処理する設備や機械が必要になり、設備コストが高いことや
リチウムイオン電池など発火する恐れがあるような取り扱いが難しい物質は、輸送するにも特別な許可が必要であったりと経済的合理性が見出しづらいのが現状のようなんです。
また、最も大きな問題なのは
機密情報がデバイス内に残ってしまうリスクがあることです。
このリスクがあるために、再利用が進まない背景があるようなんです。
確かに、データについて不安がありますよね。
デバイス上でデータを削除しても専用のソフトを使えば復元できるみたいな話はよく映画に出てきます。
一応個人でもデータ削除のソフトを使用すれば削除することは可能のようですが、専門の業者に頼むほうが無難だと思います。
デジタル化が進みパソコンやスマートフォンが生活に欠かせない世の中になりました。
新しいパソコンやスマートフォンを買うとワクワクしますが、
この記事を読んで使い終わったデバイスの処理方法も意識してくださると幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。