こんにちは、木曜日担当の村山汰成です。
今週末、滋賀では大雪が降るようで今から憂鬱です。
子どものころはあんなに嬉しかった雪も、今ではかなり疎ましい存在になりました。大人になったのか、つまらない人間になったのか・・・。
今日の記事は文だらけで、なんだか上からな感じになってしまっています。ご了承くださいませ・・・。
去年からこんな悩みがありました。
僕は自分の持っている団体でWeb制作の事業をしています。今はチームメンバーがいますが、最初は一人ではじめました。
去年今年と毎月パンパンに案件をいただいているのもあってか、最近リソース不足が顕著になってきています。
本当にありがとうございます。
そして、チームのみんなも僕自身もわりとオーバーワーク気味になっています。
その中で、自分も制作フェーズで手を動かす傍ら、すべてのプロジェクトの進捗管理やディレクションを行っています。
そうすると、どのようにリソースを配分するかをプロジェクトの準備段階で決めて動くのですが、自分自身もプレイヤーとして割り振らないと回りません。
そのせいで、進捗管理がゆるくなってしまったりチームのみんなの声を拾い上げられないところがあります。
どうしたらうまく時間を使えて、かつマネジメント業務がうまくいくのかな、ちゃんとできてないな、と反省する部分が多くありました。
ヒトとモノ(スキル)とカネという経営・運営のリソースをいかに割り振るか、規模の大小に関わらずマネジメントの部分に責任が重くのしかかります。
第一として、自分が真っ先にプレイヤーになっていて、チームにアサインすることができていないのが原因です。
ただ、キックオフ時にMTGなどを自分が担当すると、リソース不足から自分が最後まで手を動かしていないといけない、ということが起こります。悪循環ということです。
で、最後まで手を動かすと、最後までお客様とのコミュニケーションが必要です。チャットツールなどでボンボンとんでくる連絡に「早く返さなきゃ!」と返信すると、
ゴリゴリと可処分時間が減っていきます。
悪循環のループはまだ終わりません・・・
これのせいで、チームからの技術的な相談や、プライベートの雑談など、そういったコミュニケーションの時間がどんどん減っていきます。チームの士気に良い影響を与えるとは思えません。
前置き長すぎ問題はありますが、これらの問題を改善するために僕が意識している2つのポイントをご紹介していきます。
1.メンバーの後入れをしたら最期、何もうまくいかない
チームに任せきることができない一番の原因は「提案の段階をワンマンプレイしてしまう」という点です。
受注が先にほとんど確約しているようなケースは別ですが、多くは相談をいただき提案をし、ご納得いただき受注にいたります。
このフェーズを一人でやってしまうと、どんな事が起こるかというと、ご要望の細かいニュアンスが共有できないというところです。
大きいテーマ・課題(ランディングページにしたい、など粒度が大きいもの)は共有することが難しくないのですが、
Webの世界は提案段階でそのまま要件定義になるような情報が潜んでいることが多々あります。
これを全部一人で聞いたあと、さあ制作チームを含めたお客様とのグループチャットを作って、コミュニケーションを図っても
直接要件定義に関わるような細かいニュアンスが伝わっていないせいで、とんでもないミスを引き起こしかねません。
モノと同じで納期があるのでとてもリスキーです。
さらに、ある程度の提案期間をご一緒したお客様の「お前に言われたから受注決めたんやけど」感に耐えきれず、メインの担当者を変更し自分は抜けます。って言いづらいのもあります。
もちろんお客様に信頼していただけるのはこの上ない喜びなのですが、チームでやっている以上、そこのミッションがあります。本来の自分の業務を見つめ直せばすぐに理解できるのですが、相手がいるとやはり無理してしまいがちなところがあります。
2.全体を俯瞰で見る
ここは能力とかそういうことではなく、ツールに頼り切っています。
僕の場合はタスクツールで管理し、全メンバーに共有をしています。担当者以外にも共有します。
「この人と共同で進めたいけど、忙しそうだから期間を調整しよう」なんて、他人のリソースを気にしてほしいからです。
プロジェクト全体がクロージングするまでのすべてのタスクに、開始日と終了日をきって進めていきます。
そして、タスク同士の依存関係をすごく気にしています。
Web制作であれば、デザインが終わらないと実装作業ができません。
撮影が終わらないと画像はいれられませんよね。画像がいれられないと実装ができません。
こういった先行タスクがあって後続タスクがあるといったことをツール上で意識してもらうことで、タスクの優先順位をつけやすくしています。
おわりに
僕が4年やって気づいたことなので、先人たちはあらゆる方法でこの程度のことを乗り越えているのでしょう。
ただ、この程度といいつつ、慢性化している課題ではないでしょうか。
リソース管理に目を配りつつ、クオリティやコミュニケーションにガタがこないような経営・運営をしていきたいですね。
では〜!