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「EQってなに?」

こんにちは。
水曜日担当の村山礼子です。

春ですねえー
わたしの周りにも、涙目&無限鼻水の方が増えてきました。
花粉症の方にとっては、春を喜べない現実がありますが、有り難いことにわたしは、
花粉なんてどこ吹く風です。


みなさんは、「仕事が上手くいくために一番必要な能力は?」
と聞かれたら、なんと答えますか?

頭の良さ?
もちろん、頭の回転の速さや記憶力は大事です。

でも、より重要なことは、人当たりの良さや粘り強さだと言われます。
つまり、人柄です。

そして、人柄を磨くうえで注目されているのが「EQ(心の知能指数)」です。


ところで、みなさんは、EQってご存知でしたか?
わたしは、IQなら知ってるけど、EQは耳にしたり、目にする程度で、意味は全く知りませんでした。

なので、みなさんも詳しくは知らない前提で、今日のブログを進めていきます。

まず、みなさんご存知のIQ
いわゆる、知能指数、頭の良さを測る指標として広く知られています。

IQが高い人は、高学歴でビジネスでも成功しやすい。
そんなイメージをお持ちの方は少なくないと思います。

まったくないとは言えませんが、ビジネスで成功している人が、必ずしもIQが高い訳ではないようなんです。

では、ビジネス成功の別の要因は?

この疑問から、導き出されたのが、
「ビジネスで成功した人は、ほぼ例外なく、対人関係能力に優れている」という結論だったようです。

そして、対人関係を上手く築く要因は、自分の感情の状態を把握し、コントロールしたうえで、周囲の人の気持ちにも働きかける能力を持っていると言われています。

更に、わかりやすく説明すると、
「感情を上手く管理し、利用する能力」これが、EQ(心の知能指数)です。

IQは、持って生まれた資質も大きく関わるので、今更ちょっとそれは悲報に近いんじゃないの?と、EQにも悲観的な感情が芽生えだしているところだとは思いますが、

朗報です!!

EQ(心の知能指数)は、遺伝などの先天的要素が少なく、訓練や学習によって高めることができると言われています。

ここで、EQが高い人の特徴をご紹介しておきます。

◇素直で粘り強い
自信と誠実さを兼ね備えた振る舞いができ、情熱的でストレスにも強く、
簡単には失敗にめげない。

◇気配りと共感力
他人に対して、寄り添う温かさがあるので、相手の心を開かせ共感し合う関係を築くことができる。

◇リーダーシップ
自分、そして周囲の両方を把握できることで、周囲をひきつけ、チーム構築の力がある。


EQは個人差はあれど、誰もが生まれながらにして持っている能力で、家族や友人とのコミュニケーションを通して、自然と養われていくものでもあるので、今から更に高めていくことが可能なのです。


他人の感情を正確に把握したり、自分の感情をコントロールするなんて、かなりハードルが高いですよね。

でも、正確に把握することは難しくても、「把握しよう!」と務める意識を持つこと
自分の感情を完璧でなくても、「コントロールしよう!」と務めることで、他人との信頼関係が築かれていく…そんなふうに思います。


いつも一緒にいる、夫婦、親子であっても、理解できなくなることはあります。

それが、他人であれば尚更です。
それなのに、同僚や取引先から信頼を集め、成果を出す人は「何か」を持っています。

その、何か…に今までは、人柄、人間性、人間力などの言葉で表現してきました。

EQは、このフワッとした言葉を表しています。

心の知能指数も、人柄指数や信頼獲得力指数のほうがピンときやすいかもしれないです。

もうすでに、EQの波は来ています。
企業が社員に求めるものも、EQの高さでしょう。

ただただ、いい点数を取るための孤独な勉強時間と、友達とのコミュニケーションの時間。
実際の社会で役立つのは、どちらか。
世界の中で、著しくEQが低いと言われる日本人。

そろそろ、教育から考え直さないと、完全に置いてけぼりになると思いませんか?

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