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コロナは僕たちに 何を気づかせてくれるのか?

社長ブログ

すんごい雪です。

僕の家の周りは雪だらけです。

30センチ積もったのは久しぶりです。

雪がすべてを閉じ込め、シーンと静まりかえった感覚が大好きだったりします。

実は、僕のふるさとは峠を越える山奥で、背よりも高い雪がしょっちゅうで、外に出られない日が何日も続くなんてこともありました。

その時の感覚が蘇ったりするのです。

56才の今日、スタッドレスタイヤの性能に、これまた感動している村山です。


毎週、ブログのテーマに頭を抱えています。
今日は、コロナ渦で感じた気づきを書くことにします。


コロナはすべてを変えました。
我々のビジネスを、我々の働き方を、我々の考え方を変えていまいました。


実は今、花屋さんのコンサルティングをしています。


10月から、Google Workspace で業務改善のお手伝いからはじめたんですね。

まず最初にしたことは、仕入れの管理です。
お花屋さんなので、売れ残った花はやがてしおれてしまい、廃棄することになります。

廃棄する金額っていくらぐらいなんだろう?と、素朴に思って質問したんです。

「仕入れ管理」ってしてるんですか?

その問いの答えはノーでした。

売上の管理は税理士さんがやってくれてるけど、仕入れの管理は特にしてないです。

ということはカテゴリー別の売上は把握してるけど、カテゴリー別の仕入額の管理はしていないことがわかったんです。


それはつまり、カテゴリー別の利益率がわからないんじゃないの‥?

という疑問が生まれたわけです。


3つあるカテゴリーの利益率がわからない。

ということは、どのカテゴリーに人や時間を投資するかという戦略が立てられないんじゃないかと感じたのです。


Google スプレッドシートを利用すれば、「仕入れ管理」がかんたんにできるので先ずはそこから始めましょう!



コロナとは関係ない話ですが、そうでもないのです。


コロナは、危機に対する感度を敏感にしてくれたように思います。

仕入れ管理をしなくても、どうにかなっていた経営が、仕入れ管理も必要だ!に、なったんです。


廃棄していたお花を、別の価値に変えることはできないだろうか‥?
な〜んて発想にもなったりします。

そんな時、優里の「ドライフラワー」が有線で流れて来たかどうかはわかりませんが、
廃棄するお花をドライフラワーにするって言うアイデアが出たり‥。


3つあるカテゴリーの他、新しい販売カテゴリーを増やせないか?とも考えたりします。

「ネット販売は考えてないんですか?」

実は、村山さん、僕、ひとつアイデアがあるんです。と、話し始めました‥。


何?なに!?


経営者仲間の友達が奥さんの誕生日や結婚記念日にお花を注文してくれるんです。
奥さんを思う気持ちがビジネスにならないかって思ってるんです。


この「奥様への愛情」をサブスクリプション化できないでしょうか?


それむっちゃええやん!


月々定額を預かって、奥様の誕生日に間違いなくお花が届くサービス。

仕事に追われ、愛する奥さんの誕生日を忘れていても、勝手にお花が届くんです。


なんとかの皮算用じゃないですが、こんなお客さんを見つければ、売上の見通しが立ちます。

見込みで仕入れするのではなく、出口が決まっている仕入れができることになります。

これはすなわち廃棄の減少にも繋がるわけです。



自社のデータには、未来の経営のヒントがあるといいますが、今回、お花屋さんの課題を聞かせてもらって。「あー、こういうことか!」って気づかせてもらったエピソードでした。


来年、このお花屋さんと、今日のエピソードで得たアイデアを活かしたサブスクサービスをスタートさせることができそうです。


乞うご期待!!

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